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青空

エアコン洗浄

エアコンクリーニングの必要性について

ACリモコンを使用している人

機能回復のための洗浄

エアコンにとって害悪なのは粉塵により風量障害を受けることであり、 その粉塵が主に蓄積する場所は室内機であれば蒸発器、 室外機であれば凝縮器です。

これらは、その役目から同じ熱交換器であり、 熱効率を上げるために銅パイプに配列したアルミフィン (ヒレ状のアルミ板) を薄くし間隔を狭め、さらに空気抵抗を受けやすくする為に(熱交換率を上げるために) フィン自体に凸凹を設けています。この工夫が粉塵に対しては逆効果となってしまいます。

また、 室外機ともに、 ファンの羽根に粉塵が付着した場合も、空気の掻き出し量が減退し、 風量障害になるとともに、ファンモーターに負担がかかってしまいます。

室外機の凝縮器に粉塵が蓄積し、 風量阻害を起こして熱効率が低下すると、 室外機における風量ダウンは、 凝縮器の低下を招き、生産されるべき液冷媒が減少し、 その分室内機における液冷媒の蒸発量も減少する為、 冷房能力がダウンします。 この状態がさらに進化すると、エアコンは不測の事態を招きます。

エアコンの圧縮機(コンプレッサー)はその名の通り、 冷媒ガス圧縮して高温高圧のガスを作り出しながら、機械熱も発しているため、そのままでは、過熱してしまいます。

この状態が続くと、 圧力・温度ともに上昇し続け、いわゆるオーバーヒート現象を起こし、最終的に高圧圧力開閉器という安全装置が働いて、 エアコンを全停止させてしまいます。

室内機の蒸発器に粉塵が蓄積し風量ダウンすると、蒸発器内の液冷媒は、減少した空気の流れに対して熱交換をしようとするため、 エアコンの吹き出し温度がどんどん下降し吹き出し温度自体は大変冷たくなります。

しかし、絶対的に吹き出し風量が足りないため、室内はいっこうに冷えないという冷房能力の低下を生じます。 そのままで進行すると、風量ダウンで蒸発しきれない液冷媒は、そのまま室外機の圧縮機に戻ることになり、 気水分離器 (アキュームレーター) という保護装置があり、気体の冷媒だけを圧縮機に戻す許容範囲を超え、 液冷媒がそのまま圧縮機に送られ、損傷してしまいます。

エアコンクリーニングというと、たいがい室外機と思われています。

その理由は、臭いや見た目の汚れが大半で、 エアコンの機能維持の為にとても重要ですが、現状は室外機のごみ詰まりが原因の、 冷房能力ダウン、 故障が大半を占めています。外気温度が上昇すればするほど室外機の熱交換能力の効率が冷房効果に大きく左右されます。

機能回復ための洗浄

省エネのための洗浄

エアコン熱量を計算して内部装環境に合わせて機種を選択しています。 これにより、室内空気環境は適切な設定温度を保つことが可能になります。

室内空気を吸い込み、冷却して吹き出すという循環により、 徐々に温度の低下を図り、設定温度に達するまで圧縮機(コンプレッサー)を回して冷房運転し、設定温度に達するとコンプレッサーを停止送風状態になり、 また温度が上昇すると冷房運転を再開して一定の温度を維持し続けています。

室内機の蒸発器にごみが詰まり風量ダウンを起こすと、 この循環システムに狂いが生じ、なかなか設定温度に達しないとか、設定温度にやっと達してもその後の再起動による温度低下に時間がかかるとか、 冷房の効きが悪いという状態になります。

室外機の凝縮器にごみが付着すると、 外気との熱交換率が下がり、 室内機の設定温度の要求に対して、 コンプレッサーは稼働し続け、 コンプレッサーの運転時間が長くなります。

エアコンのコンプレッサーは心臓部であるとともに、 エアコンのパーツの中で一番電気消費量の多い部品です。 室内外機の熱交換ダウンは、 コンプレッサーの稼働時間を長くし、エアコンの効きが悪いうえに電気代がかさむという、まったく効率の悪い状態を作り出してしまいます。

消費電力比較表4月27日_edited.jpg
省エネのための洗浄
空気環境改善のための洗浄

空気環境改善のための洗浄

室内空間において空気中を浮遊する粉塵は存在し、 エアコンのフィルターやファン、

熱交換器に付着・蓄積して、 そこに多くのカビ・雑菌 ダニなどが繁殖しています。

エアコンはシステム上、 室内の空気を吸い込んで熱交換して吹き出し循環させながら徐々に温度を上下させて必然的に室内空気を掻き回し、 時にはエアコン内部のゴミを吐出し、空気循環を悪化させることもあります。

その中には「クロカワカビ」など、 弱者といわれる幼児や老人、病弱な人々にとっては、吸引することで 「アレルギー性疾患」 を起こす原因となります。

また、健常者でもこの粉塵によって咳き込んだり、くしゃみや鼻水などを起こすこともあります。

外気の流入や、人の出入り、 タバコの煙、 料理の油煙などにより、 多くの粉塵が存在し、「環境改善のための定期的な洗浄」 が、 衛生的な室内空間の維持にとって大切な要因として重要視され始めています。

以上のことから、 機械保護・省エネ・空気環境改善の為にもエアコン室内機、室外機ともに分解整備 (高圧薬品洗浄)をお勧めいたします。

エアコン洗浄の例

室内機凝縮フィン洗浄前.jpg

​室内機凝縮フィン洗浄前

室内機凝縮フィン洗浄後.jpg

室内機凝縮フィン洗浄後

ほこりが付着し、熱効率を低下させている

ドレンパン洗浄前_edited.jpg

ドレンパン洗浄前

ドレンパン洗浄後_edited.jpg

ドレンパン洗浄後

スライム化したゴミが溜まっており

結露水のドレンアップにも問題をおこす

凝縮フィン高圧洗浄中

凝縮フィン高圧洗浄中

エアコンクリーン作業の流れ

エアコンクリーン作業の流れ

空調室內機

1.熱交換器 (蒸発器) フィン高圧薬品洗浄

当社は、アルミフィンを腐食せず、 汚れだけを落とす特殊薬品を使用します。

2.ファン洗浄

分解により、 薬品、 水洗い洗浄を行います。

3.ドレンパン清掃

水垢、 スライムを除去致します。

4.外装パネル清掃

洗剤による清掃を行います。

5. フィルター清掃

薬品、 水洗い洗浄を行います。

6. ドレン貫通水テスト

ドレン排水の詰まりをテストします。

7. 室内機点検

機能を点検し、 点検結果報告書を作成致します。

8. 作業写真撮影

作業前、作業後をデジタルカメラにて撮影し写真報告書を提出します。

空調室外機

1.熱交換器(凝縮器) 高圧薬品洗浄

高圧洗浄機により330L/hの水量を9MPaの圧力で洗浄致します。

2.ファン洗浄

薬品・水洗い洗浄を行います。

3.外装パネル清掃

拭き上げ清掃を行います。

4. 冷媒ガス ・ 圧力測定

マニホールド(圧力計)を用い、圧力測定を判定します。

5. 電流電圧測定

電流電圧測定し、基準の良否を判定します。

6. 点検表の作成

エアコン点検表を作成し、 良否を判定します。

7. 作業写真撮影

作業前、作業後をデジタルカメラにて撮影し写真報告書を提出します。

エアコン洗浄の例

作業ギャラリー

当社での様々な空調設備の作業画像をまとめましたので、ごらんください!

作業ギャラリー

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